チェロ作ったよ!
3月にプレ入会してくれたSTEP4のびのびクラスのお友達。
まだ教室の雰囲気に慣れていなくてレッスンではいつも落ち着かない様子のYちゃん。
(一度なんて開始15分くらいで荷物まとめてバッグ背負って部屋から出ちゃったことも!)
そんなYちゃんが昨日、教室に来るなり
「ようこせんせい(初めて呼んでくれました!)に見せたい物があるの!」
と言って紙袋から取り出したのが、
このチェロ!
見てください!この再現力!
ラトレではイベントの時などに生演奏に触れていただく機会があるのですが、それに加えてYちゃんは一度娘のチェロに触れてみた事があって、その体験を思い出して記憶を頼りに作ってくれたそうなんです。
発想力、記憶力、創造力も素晴らしいですが、それよりも「みてみてー!」と伝えてくれた事が何よりも嬉しかったです。
「感動を伝えたい」という心の動きは何よりも「学ぶ意欲」に繋がります。
人は何かを感動したら大好きな人に伝えたい。
伝えるための手段(言葉)を学ぶ。
伝えたら喜んでくれたからもっと学んでもっと伝えたくなる。
Yちゃんは、音楽会や楽器体験を通して「学ぶ(というのは知識や座学のことではなく全ての経験のことです)」ことの面白さに気づいてくれたのかな^_^
今までは初めての活動だと机の下に潜り込んだり耳を塞いだりしてしまうYちゃんでしたが、この日のレッスンではずっとニコニコしていて、たまにお友達とも大笑いしながら一緒に活動して、大盛り上がりの時間でした。
宿題もその日のうちに済ませてしまったとママからご報告いただいたりして^_^
「やりたくない」のはなぜか?
「やりたくない」から「やってみよう」に変わるのはどんな時?
ちゃんとお子さんのことを信じていれば、「やりたくなかったらやらなくていいよ」と声をかけてあげられます。
大丈夫。「やればできる」タイミングは本人がちゃんと知っています。
「やってみよう」の気持ちになるまで、その子の心の強さが育つのを「信じて」「待つ」それだけです。