こどもの「やりたくない」ってホント?
体験レッスンを受けられた後に
「後で子どもにやりたいかどうか聞いてからご連絡します」
という親御さんがおられます。
そういう方はまず入会しません。
それって子供のせいにしてないですか?
本当に子供の意思を尊重して子供にやりたいかやりたくないか聞いているのかしら?
だって、子供はまだ「記憶力」も「想像力」も未熟です。
ちょっと時間が経てば忘れてしまう(よほど嫌な思いをしたなら記憶に残ります)し、「毎週通ったら楽しくなるかも!」なんて先のことを想像する力も経験もありません。
そして「子供がやりたいと言ったので入会します」という方は
「子供が行きたくないというので辞めます」
と言って辞めていきます。
そんな重大な決断を子供に任せてしまうの?
体験レッスンの場で大笑いしながら楽しそうに過ごしていた「その時」が結果です。
お家で電車ごっこをしている時に、
好きなテレビを見ている時に、
「リトミック行きたい?」と聞いたら
「行きたくない」と言うでしょう。
『今は』です。
では入会するかしないか、何を基準に選んだらよいのでしょうか?
それはお連れくださる親御様の気持ちです。
「ここの教室に通わせたい」
「私も楽しい」と思ってくださるかどうか。
過去にお一人、レッスンの時間帯がどうしてもお子様のコンディションに合わなくて、お母様は楽しいから続けたいと言ってくださり、お子様もレッスン中はすごく楽しそうで、終わってからも「また来るねー!」と帰っていくのに、前の活動をやめてレッスンに連れてくるまでがとても大変なようで、「私がしんどいんです」と言ってくださった時は残念でしたが子供のせいにしないでご自分のお気持ちを話してくださって嬉しかったです。
「行きたくない」「やりたくない」の時もある!
「でも行っちゃえば楽しい」と親御様が信じてくださること、「行きたくない」の時もあるよねーと寄り添いながら(「あーめんどくさい!」と心の中で毒づいたっていいんです^_^私もあります。すんなり行ってくれたらこんなに楽なことはない!)通えるかなって考えていただけたらいいと思います。
そして、教室を出る時には必ず笑顔全開になっていることを保証します。
習い事ってリトミックに限らず
「子供が何かを習得する場所」ではなく
「親が子供と真剣に向き合う場所」と思っています。
体験レッスンをご検討中の方のご参考になれば幸いです。