25年の証

私がチェロの先生になって一番最初の生徒さんは60歳でチェロを始めた方でした。
コロナ禍でレッスンにいらっしゃれなくなってしばらくご無沙汰していましたが、
その生徒さんの息子さんから喪中のおハガキが…
ドキッとしてよく読んでみるとご主人が先月亡くなられたとのこと。
端っこに「母は生きています」との文字が🤣

でも、そのハガキに生徒さんは介護施設に入居されたこと、チェロを売却することが書いてあり、急いで息子さんにお電話して生徒さんの楽器を引き取らせていただきました。

生徒さんご本人の意思を確認して私が大切にしますってお伝えしたかったけれどどのような状態でいらっしゃるのか分からなかったのでお手紙を書いて息子さんに預けると、施設からお電話をくださいました。
「もう喋るのも疲れるのでこれが最後のお電話になります。
今までありがとうございました」って。

一番悲しい「ありがとうございました」…

声を聞いたらいつも通りの懐かしい声だったのにな。
出会って25年です。
藤沢→南林間→座間→相模大野→大森、と転々としていたにも拘らず「先生じゃないとダメなので」とずっと通ってくださっていました。
結婚式にも参加してくれて、3人の子供たちは孫のように可愛がっていただきました。

家族より長い年月を一緒に過ごして来た、実母より「お母さん」な人でした。
こちらこそありがとうございました。

楽器は元々私の手元に届けるつもりでいてくださったようで、思いが同じでとても嬉しかったです。
生徒さんが発表会で演奏した曲を弾いてみました。

茅ヶ崎まで届け〜!

https://youtu.be/ERpBc9lWP24?si=Ig-vekRPt_Ki7bDw