トナカイクラスの節分
トナカイクラスのお友達とリトミック。
ママが動画を撮ってくださったので使わせていただきました。
同じ「豆まき」の曲を使っているのに、伴奏形のリズムが変化するのをしっかり聞き取ってAちゃんの動きも変わります。
声のかけ方もとっても重要で、
こちらから先に「高い所だよー」などと教えるのではなく、
「アレ?」と変化に気づいたところに
「そうだね、上の方にいるねー」
と言葉を添えます。
そうすると自分の判断が正しかったことに安心して自信となりお子様の中にインプットされます。
同じ活動内容でも一歳児さんのラッコクラスでは
低音を弾きながら
「青鬼さんが来たよー!えいっ!」
と(こちらも「低音が聞こえたら青鬼に豆を投げてね」という指示はせず)ピアノの音でリードします。
繰り返すうちに「赤」と「青」は違う物であること、違う音が聞こえる、という2つの情報をインプットします。
その積み重ねがあって、
「自分で聞いて自分で考え自分で行動する」
ということができるようになってくるのですね。
こちらの動画はたまたまとっても素晴らしい映像が撮れましたが、うまくいく時ばかりではないですし、レッスンの場ではやらないことも多々あります。
でも、それもお子様の「気持ち」を尊重することが一番大切なので、ほかのお友達やママが楽しそうにやっている様子を「ただ見ている」ことを楽しんでくれたらいいなと思います。
ちなみに、ミラーニューロンといって、実際にやらなくてもやっている人を見ているだけで脳内ではその分野(視覚、手足の筋肉)が同じように働くのだそうです。
なので、活動には参加しなくてもお友達の様子をじっと見ている場合は無理矢理やらせようとせずに「楽しそうだねー」「よく見てるね」と褒めるようにしています。