ピアノ体験
お約束。
ラトレリトミッククラスではレッスン前か後に希望するお子様には自由にピアノを触れる時間を設けています。
ピアノは大切な楽器なのでレッスン中には触らないで欲しいのだけど、お子様の興味の芽を潰したくない。
けれど「触ってもいい」にしてしまうとレッスンの妨げにもなってしまう。
大切に扱うこともお伝えしたいし…
なので
「レッスン中は触らないこと」
「触る時はピアノ椅子に座って弾くこと」
の二つをお母様にお約束しています。
お子様には「ダメ」と言わないでこちらの要望を伝えるのです。
「ピアノには触っちゃダメ」
ではなくて
「弾く時は座ろうね」
レッスン中に私がピアノを弾かない時は毎度毎度蓋を閉めちゃいます。
するとお母様たちも、お子様がピアノの所に来ると
「後で座って弾こうね」
と声をかけてくださいます。
ピアノの仕組みが気になって仕方がないお子様。
先生の真似っこをしたいお子様。
椅子によじ登りたいお子様。
「ピアノを弾く」という行為一つにもお子様によって目的は違います。
レッスン前後のピアノ時間が私にとっても、お子様の興味の芽がどんな風に伸びるのかを観察する時間となっています。