リトミックの「自由」

昨日はSTEP3レッサーパンダクラスのレッスンでした。

このクラスは2年目のお友達ばかりですが普段保育園に行っているお子さん達なので土曜日はママにベッタリしたい日。

「だっこだっこ〜!」や「やだやだ〜」にも根気よく寄り添って、心の中で「先生にご迷惑かけちゃう…」と焦るお母様たちに「大丈夫ですよ、待ちましょう」と声をかけ続けて2年。

昨日はみんなとてものびのび活き活きとしていて、「根気よく信じて待った甲斐があったな〜」と実感しました。

カタツムリになる活動の一コマ。

ボールを背中におぶって歩く予定でイメージしやすいように「カタツムリ」と言ったのですが、お子様達は違った!

1人が足に乗せてハイハイしたら周りの子もマネし始めました。

そしてママ達は「そうじゃないよ、背中!」と慌てる…

「それいいね!先生のよりカタツムリっぽい!すごいね!でもそれだと進みにくいんじゃない?どうしよう」

お子様のやりたいイメージを実現できるお手伝いをすると…

黙って今度は足に挟んでもう一度ハイハイ。

ボールを落とさずに進めた!

「リトミックは自由な発想で」などとよく言われますが、「自由に」って実はとても難しいですよね。

大人でも「いきなり自由に、と言われても…」と戸惑うことは多くあります。

0.1.2歳の活動(一見遊びのような)を通してお子様達は今何をやるべきなのかという判断力を身につけていきます。

それは充分に《体験》をするから。

遊びの中で色んな「その物の魅力」を知ることが出来るのです。

例えばボール。

ボールをもらったらまず投げたくなります。

そして転がしたくなる。

まず初めてのアイテムとの出会いと感動を丁寧に行います。

ここで充分に満たされると、ボールには色々な使い方や面白さがあるのだとお子様自身が感じる事ができます。

この日も、受け取った瞬間にボールを投げていたお子様がいたけど、横で一生懸命カタツムリの動きを研究しているお友達を見て、いつのまにか全員カタツムリに。

「それって面白そう!」って思ってくれたんです。

そして、ボールを先生に返す時は「面白い返し方をして」と言ってみました。

投げたり、手の平に乗せてそーっと返したり、肘で挟んで返したり、みんなそれぞれ違う「面白い」返し方を考えてくれました。

梅雨で大人も子供もなんだかだるくて、お疲れモードのこの時期ですが、レッサーパンダクラスのお友達は絶好調でした!

体験レッスンは随時レッスン時間内で行なっています。

レッサーパンダクラスは毎週土曜日9時からです。

ラッコクラスは木曜10時、トナカイクラスは木曜11時と土曜10時、ベビークラスは6月は24日(月)10時です。

また、「リトミックってどんなことをやるの?」「質問したいことがある」という方は6月23日の体験レッスン会にお越しください。

動画を見ながら解説した後実際にレッスンしてみます。

体験レッスン会は

6月23日(日)

9時、STEP1、ラッコクラス

10時、STEP2、トナカイクラス

11時、STEP3、レッサーパンダクラス

です。

 

 

 

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